大会長挨拶

理学療法の本質は、人の「生きる力」を支えることにあります。近年、医療・介護制度の変革や超高齢社会の進展に伴い、理学療法士に求められる役割は、これまで以上に多様化・拡大しています。専門職としての確かな「技術」に加え、地域の中で多職種や住民と“つながり、共に創る”力が、いま強く問われています。

このテーマには、理学療法士一人ひとりが自らの技を磨きつつ、職種・世代・地域を越えて団結し、誰ひとり取り残さない持続可能な地域社会の実現に寄与したいという願いを込めました。

すなわち、

です。

今回は地方開催の利点を最大限に活かし、これまで参加の機会が限られていた若手会員や未参加層の方々にも、気軽に足を運んでいただける学会を目指します。地域に根ざした開催だからこそ生まれる“顔の見えるつながり”を大切にし、立場を超えた交流と学びが広がることを期待しています。

本学会では、以下の3つのポリシー「3R」を掲げています。

これらの3Rを通じて、参加されたすべての方に「参加してよかった」と心から感じていただける、日本一“楽しい”学会を目指します。

本学会が、理学療法士一人ひとにとって原点を見つめ直し、新たな挑戦へ踏み出す契機となることを願っております。そして、会員同士の最高の出会いの場となり、「理学療法の力」を再認識できる場となることを心より祈念いたします。

皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。

目指せ1,000人！100演題！超えろ、第34回学会！！